わたしたちが約束すること

ハルノイエ住宅工房では、次のことをお客様にお約束します。

1 プランニング及び詳細な設計に関して

2 構造の安定に関して

3 温熱環境性能、省エネルギー性能に関して

4 空気質環境(シックハウス対策)に関して

5 日本の木を使うことに関して

6 保証に関して

7 提供したお住まいを維持管理していくことに関して

1 プランニング及び詳細な設計に関して

  1. お客様のご要望を十分に聞き取ります。
  2. ご要望を元に、毎日がストレスなく快適に過ごせるような設計を行います。
  3. もっとも基本的な性能である「日当たり」「風通し」に十分な配慮を行います。
  4. 収納や家具、建具も造りこんでいく設計を行います。
  5. シンプルな美しさを追求します。
  詳しくお客様のご要望を聞き取るのは注文住宅の基本です。具体的な形になっているご要望はもちろん、お客様ご自身が気がついていないようなご要望もうまく引き出し、それを具体的なものとして表していきます。
目指すのは「ストレスなく快適に過ごせる住まい」。家族の動き、家事のしやすさ、適切な収納、日当たり、風通し、窓から見える景色など、細かい配慮を行いながら設計を進めていきます。
とくに住まいの中心的な場所になるリビングやダイニングは、ご家族みんなが集まってくるような工夫を盛り込みます。そのほか、子供部屋、寝室、玄関、脱衣 室など、それぞれの場所に必要なものを考えた詳細な設計を行います。また注文住宅ならではのメリットが、ひとつひとつ設計してつくる収納や家具、建具。既 製品にはない深い満足が得られます。
以上のような要素と、安定した構造や温熱環境などの性能を考え合わせ、さらにはシンプルな美しさを追求してつくり上げていくのが、ハルノイエ住宅工房の設計です。

2 構造の安定に関して

  1. 建築基準法に定められた内容を確実に守ります。
  2. さらに建築基準法以上のレベルを目指すための様々な配慮を盛り込みます。
  3. 乾燥と強度が明確な構造材を使います。
  4. 地盤調査を実施し、問題があれば地盤改良します。
  5. 設計で定めた内容を建築現場で遵守します。
  建築基準法を守ることは「最低限」として捉えています。この「最低限」とは、阪神淡路大震災級の地震が来ても倒壊、崩壊しないというレベルになります。ここからどこまでレベルを上げていくかがポイントになるわけですが、ここで大きな参考になるのが品確法の性能表示です。
品確法の性能表示においては等級1が建築基準法レベルであり、等級1を超えるレベルにするためには建築基準法では定められていないさらに詳しい構造上の配 慮が必要になってきます。わたしたちはコンピュータプログラムを用い、詳細な計算をすることによって等級1を超える構造体になるための有効な配慮を行いま す。
構造材については、乾燥と強度が明確に表示された山長商店の材料を中心に用います。地盤調査や改良、確実な施工体制は当然のことです。


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3 温熱環境性能、省エネルギー性能に関して

 
  1. 自立循環型住宅の実現を目指します。
  2. 自立循環型住宅のテキストに基づき、省エネルギーの試算を行います。
  3. 次世代省エネルギー基準を満たす断熱性能を実現します。
  4. 「やわらかな室内環境」の実現を目指し、
    1年を通じて快適に過ごせる住まいを追求します。
わたしたちが目指すのは「やわらかな室内環境+大幅な省エネが実現できる住宅」です。この実現の大きなヒントとなるのが「自立循環型住宅」であり、そこに盛り込まれた様々な工夫を実践していきます。
ただ、世界的に見てもこうした住まいに関する研究は始まったばかりであり、確実に「こうすればこうなる」という段階には至っていません。またコストの問題も大きく、温熱環境性能や省エネルギー性能の向上だけに費用をつぎ込むのも現実的ではありません。
しかし、ハルノイエ住宅工房は21世紀型の住まいをつくっていく開拓者として最大限の努力をしていくつもりです。コストバランスも十分に視野に入れながら、目指すものに一歩でも近づいていく強い意志があります。
そうした取り組みにおいて、断熱性能の向上は確実に「目指すもの」に近づく方策であることがわかっているものです。

4 空気質環境(シックハウス対策)に関して

  1. 使用する材料の成分を可能な限り把握し、安全性が高いと思われるものを使います。

とくに室内に使う材料については、できるかぎり接着剤が使われていないものにします。

  1. ホルムアルデヒドの測定を行い、
    厚生労働省の指針値以下になっていることを確認してお引渡しします。

5 日本の木を使うことに関して

 シックハウスはまだまだ未解明のところがあり、一般的に言われている「F☆☆☆☆なら大丈夫」というのも確実な話ではありません。また自然素材のすべてが安心 というわけではなく、最近になって自然塗料からもホルムアルデヒドなどの化学物質が放散してくることがわかってきました。大事なのは「F☆☆☆☆だから」 「自然素材だから」という大雑把で単純な発想ではなく、ひとつひとつの材料をしっかりと調べて、その化学的特徴を把握することです。
シックハウスの原因は大きく「接着剤」「塗料」「防虫剤」として挙げることができます。まずはこれら3つの「シックハウス3大原因」の全体を減らしていく ことを目指し、さらにひとつひとつの材料を詳しく調べていくのが適切です。とくに室内に使う材料には十分な慎重さが求められ、そこに使う材料から接着剤を 減らすことが効果的です。
室内で検出される化学物質には様々なものがありますが、やはり何より問題が大きいのがホルムアルデヒドであり、わたしたちはその測定を行って指針値以下になっていることを確認してからお客様に引渡しをします。
  1. 1軒の家において、使用する木材量の60%以上を国産材とします。
  2. 持続可能な林業を行っている産地の木材を使います。
  2007年2月、林野庁は在来木造住宅における国産材率を今後10年間で30%から60%にするという目標を設定しました。これに先駆け、ハルノイエ住宅工房では、国産材率を60%とすることに定めています。
ただ、いくら国産材の使用比率を増やしたとしても、生産地の林業が持続可能な態勢になっていなければ意味がありません。
そこでわたしたちは山長林業などの持続可能な林業を行っている木材を使うことにしています(現在のところ無垢の構造材のみで約束。ただしその他の木材についても可能な限り持続可能性の高い産地のものを使います)。

6 保証に関して

  1. 地盤保証を実施しています。
  2. 住宅瑕疵保証を実施しています。
地盤保証の保証者はジャパンホームシールド(JHS)および住宅瑕疵担保責任保険の保証者は日本住宅保証検定機構(JIO)と財団法人住宅保証機構です。地盤保証とは、地盤の不動沈下が原因で建物に損害が発生した場合、引渡しより10年間、保証するものです。
住宅瑕疵担保責任保険に関しては、通常10年間、施工業者は住宅の主要構造部分に対し保証の義務を負っておりますが、倒産等の不測の事態により保証義務が果たせない場合、施工業者になりかわり第三者が保証します。
ハルノイエでは、全ての住まいに対して地盤保険と瑕疵担保責任保険に加入します。

7 提供したお住まいを維持管理していくことに関して

  1. お客様のご要望にあわせ、定期点検を実施します。
  2. 不具合に対するご連絡をいただいた場合、迅速に対応します。
ハルノイエ住宅工房はわたしたちが提供した住まいで「ずっと、いつまでも快適に過ごしていただきたい」と考えています。また、その資産価値を将来にわたって保ち、世代を超えてそこに住み続けてほしいと願っています。
そのためには、住まい手の方に維持管理のポイントをご紹介しながら、定期的にプロの眼で状況を確認することが必要です。もちろん、常時不具合などに対応する態勢を取り、ご連絡をいただいた場合には迅速に対応します。お引渡しの後は「ハウスドクター」としてお客様の住まいの健康を維持管理していくという姿勢です。